求人を見て「これだ！」と思い応募をしても、「志望動機はなんですか？」と訊かれて困る人は少なくありません。
　この時に、「今までの経験」をアピールすると話が広がりやすくなるといいます。
　特にその業種経験があれば即戦力につながりやすくなりますし、その業種自体の経験がなくとも今まで自身がどんな人生を送ってきたか、きちんと分かっている人というのはポイントが高いのだとか。
　「なにそれ？！経験がなくてもOKならデマカセでいいじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、この質問で大事なのは面接官が求めている答えというのは一体何なのかを分かっている事。その【経験】によってあなたが得たものをきちんといえるかという事なのです。

　そもそも面接は、直接応募者と面接官が会ってその人がどんな人なのかを見る事が出来る唯一の場である事は分かると思います。
　そこでそれまでの【経験】を通じ、あなたが感じた事や学んだ事をきちんと言葉にしてアピール出来る事が、強いセールスポイントになるのです。
　そのためには、経験についてより具体的にわかりやすく書く事がポイント。
　どのような職種や業務を経験し、それをどんな風に処理してきたのか、その結果はどのようになったのかを詳しく書かれている事で、面接官はその内容がわかり自社でそれをどう活かしてもらうかをイメージする事が出来るのだといいます。
面接で語るのにはやや勇気がいるというのならば、それを文章にするのもひとつの手です。しかし、やはりなんだかんだ言っても口から直接の方が説得力は大。何を言われても焦らないよう、それこそ経験を踏む事が大事だといえるでしょう。